実験


 

ここ数日、とある実験をしています。

一時期、出版業界で流行ったやつをミニマムにやってみる。

 

こないだ、ある人に「色々と活動している中で”失敗”ってありますか?」って聞かれたんですね。

 

 

ふと思い返してみて、「思った通りにならなかった」とか「結局は辞めてしまった」っていうことはたくさんあるけれど、それはその事実が僕に蓄積されただけで、僕自身はあまり「失敗」とネガティブには捉えていないなぁと思ったんです。

 

というか、「失敗」ってなんとなくネガティブな、消極的なイメージで使われることが多いと思うんだけど、「失敗した」ということをもっと肯定的に捉えたほうが良いと思う。

 

 

もちろん、結果に対する検証や考察、その後の行動やチャレンジが大事なんだけれど、その手前で「失敗したので終わり」みたいな諦めが入りがちだよなぁと。

 

自分の仮説や好奇心を世間に投げてみて、その反応を楽しむ。

それがAだろうがBだろうが、「あー、そうなんだ。」と観察していく。

 

そうすることで精度は上がり、データは蓄積されていくわけです。

 

 

何もしないなんてもったいない。

失敗したらどうしよう、とか言うけれど。

 

「失敗したらこうしよう」までを考えるから好奇心が湧くんじゃないかって思う。

 

 

そんなわけで日々実験、仮説検証。

 

今回は「亜論オンライン茶論」の記事を分散公開してみる。

 

 

さてさて、どうなることやら。

 

 

+++++

 

PEACOCK64うえしばです。

僕が主宰しているオンラインサロン「亜論茶論」での日々の記事の中から、豊中市役所職員さん向け勉強会“とよらぼ”でお話しさせて頂いた【地域から始める、人生100年時代のキャリアマネジメント】の記事を全5話、無料公開します。

 

この5話はサロンメンバーのブログやメルマガ、フェイスブックなどで今月中に別々に投稿しますので、あちこち探してみてください。

 

それと、8月限定のTRIAL会員さんを現在募集中です。
下記のサイト内にも記事をひとつ公開していますのでお時間あれば覗いてみてください。月額1000円ですが、それなりにボリュームあります。

うえしばの日々のつぶやきや思考、アイデアなど現在約50記事です。

 

【亜論online茶論】
https://www.peacock64.shop/items/22145289

 

それでは今日の記事をどうぞ。

+++++      

 

【 #とよらぼの話5 】2019.7.11-

さて、いよいよ最終回。
これまでの1〜4のまとめをしていきたいと思います。

 

まず初めに出たキーワード、「キャラクター」。
これはジョハリの窓を使った話だったんだけれど、「世間から見た自分(盲点の窓、イメージ)」と「自分が見てる世間(秘密の窓、アピール)」の重なる部分=「開放の窓(自他共に認知する自己)」をしっかりと捉えて、そこをわかりやすく演出することでコミュニケーションが生まれる。ツッコミしろをデザインすることっていう話でした。

 

「タモリ」になることで自分の行動や働きに記名性が増し、より価値循環が起こりやすい環境にしていく。

 

そして次に「メディア」を作る。
キャラクターを際立たせることでコミュニケーションが生まれます。それを他者の日常と繋げることで「連想」に発展します。太郎=うえしば、みたいな。「〇〇といえば〇〇さん」を作っていく感じですね。
自分を連想される物事を増やしていくと、次に重要なのは「接点」です。

 

心のSEO対策と言いましたが、「単純接触効果」が使えるよう、SNSや紙などリーチできる媒体を持つことです。

 

 

そうなってくると「連鎖」が生まれます。
次々とスライドするように、自分のいないところで自分を連想させるような状況にもっていきます。

 

「キャラクター」で価値の記名性を確保し、「メディア」で連想と連鎖を生む。

 

そして次に、その「範囲」を決める。

 

今回は「地域から始める〜」というタイトルなので地域としましたが、ようは価値循環を起こすには経済圏が必要なわけです。
たらいの縁の話ですね。

 

特定の「コミュニティ」というイメージでしょうか。とある集まりの中で「働く」ことで、自分のはたらきは可視化されやすくなります。

逆に言うと、縁を作らずにぼんやりと働くと、循環は起こりにくくなりますよね。

 

 

そしてその経済圏の中で、僕らは「時間」という原資を使って、3つの資本を稼いでいきます。

 

経済資本、文化資本、社会関係資本です。

「お金」と「知識や経験」と「繋がり」ですね。

 

「お金を稼いで旅に出て、その繋がりでまたビジネスを始める」みたいに、3つの資本に対して投資しながら別の形で回収していくイメージです。

 

バランス良く3つを持っているのが良いし、なんならきちんと回収せずに、恩や義理や貸し借りが経済圏の中を未決済のまま漂っている状態が理想だと僕は思っています。

 

それを滞りなく続けることで「信用」が増えていくよっていう話。

 

 

なんだか長くなっちゃいましたが、ここ数年の僕はそんなことを考えながら動いたり、動いてる中で発見したりしてきました。

 

この話を豊中市役所職員の方々にお話しして、何が生まれるんでしょうか。
楽しみです。

一気に話すと大ごとのように聞こえますが、僕が3年前に踏み出した初めの1歩は「地域でイベントを企画する」っていうところ。

 

職業や肩書き以外で、自分が楽しめて相手の役に立つ(楽しめる)ことって何があるだろう?って思ってやってみて今に繋がります。

「こち亀」みたいに、それぞれのキャラが立ちながら業務以外の部分でストーリーが生まれるような働きに繋がっていけばいいな。

 

 

おしまい。

 

+++++

 

全5話、ネット上のどこかに分散投稿しています。

まとめ記事と動画配信は「亜論茶論」にあります。

 

 

【亜論online茶論】

https://www.peacock64.shop/items/22145289