鶏が先か卵が先か、麺が先かスープが先か、みたいな話。


 

もうずいぶん昔からネットに文章を書いてるんだけど、人から「よくそこまでマメに書けますね」とか「文章書くのうまいですね」とか言われることあるんですよ。

 

僕としては喋ってるのと同じ感じで言いたいこと(書きたいこと)をパチパチ打ち込んでいって、最後に見返して少し編集したり校正したりするくらい。

 

起承転結みたいな全体の構成はなんとなく書きながら考えてるし、関西人の血なのか、オチを考えたりすることもあります(ということはフリも考える)。

 

・・・

 

でもこれ、こないだふと考えたんです。

【 文章が書けるから(得意だから)、マメに自分の話を綴っているのか 】

 

はたまた、

【 自分の話を聞いてほしいから、マメに文章が書けるようになったのか 】

 

これは僕どうも、「後者」な気がしたんですよね。笑

 

・・・

 

文章を書くのも好きだけど、ライブ配信や音声コンテンツで喋るのも好きだし、なんなら子供の頃は母親に毎日「あんなー、今日なー、学校でなー」と話しかけてた気がする。

 

そういう意味では抽象度を上げると僕は、

 

「自分の考えていることや思いついたこと、最近あった話を、できるだけみんなに聞いてほしい!」っていう欲求めいたものがあって、

 

 

それを実現できるアウトプットツールとして、

 

・文章にしたためる
・喋りまくる

 

という技術や手法が発達したんじゃないか。

 

 

『高いところの葉っぱが食べたい!と思ったキリンの首が伸びた』みたいなことかなと。

 

・・・

 

ラーメン屋さんもそれあると思うんですよね。

 

・この麺に合うスープを開発しよう!
・このスープに合う麺を開発しよう!

 

みたいな。

しらんけど。

 

・・・

 

ミュージシャンでもさ、

 

・歌うのに伴奏いるからギターを練習しよう!
・ギター弾けるし、歌ってみよう!

 

みたいな。

しらんけど。

 

・・・

 

 

でもそうやって整理すると僕は「自分の考えや価値観やスタイルを人に説明したい(知らせたい、表現したい)人」ということになる。

 

そのための、日々のたゆまぬ努力。笑

 

 

何度かここでも書いてるけど、タモリや所ジョージ的なものに憧れがあるんだろう。

 

 

そういう原液というか「エッセンス」のようなもの、もう少ししっかり純度を上げなきゃだなーとか思った。

 

 

つまり、麺を軸にするのか、スープを軸にするのか、それはどっちでもいいけど、どっちかには決めようぜ!みたいな話です。