もうずいぶん昔からネットに文章を書いてるんだけど、人から「よくそこまでマメに書けますね」とか「文章書くのうまいですね」とか言われることあるんですよ。
僕としては喋ってるのと同じ感じで言いたいこと(書きたいこと)をパチパチ打ち込んでいって、最後に見返して少し編集したり校正したりするくらい。
起承転結みたいな全体の構成はなんとなく書きながら考えてるし、関西人の血なのか、オチを考えたりすることもあります(ということはフリも考える)。
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でもこれ、こないだふと考えたんです。
【 文章が書けるから(得意だから)、マメに自分の話を綴っているのか 】
はたまた、
【 自分の話を聞いてほしいから、マメに文章が書けるようになったのか 】
これは僕どうも、「後者」な気がしたんですよね。笑
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文章を書くのも好きだけど、ライブ配信や音声コンテンツで喋るのも好きだし、なんなら子供の頃は母親に毎日「あんなー、今日なー、学校でなー」と話しかけてた気がする。
そういう意味では抽象度を上げると僕は、
「自分の考えていることや思いついたこと、最近あった話を、できるだけみんなに聞いてほしい!」っていう欲求めいたものがあって、
それを実現できるアウトプットツールとして、
・文章にしたためる
・喋りまくる
という技術や手法が発達したんじゃないか。
『高いところの葉っぱが食べたい!と思ったキリンの首が伸びた』みたいなことかなと。
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ラーメン屋さんもそれあると思うんですよね。
・この麺に合うスープを開発しよう!
・このスープに合う麺を開発しよう!
みたいな。
しらんけど。
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ミュージシャンでもさ、
・歌うのに伴奏いるからギターを練習しよう!
・ギター弾けるし、歌ってみよう!
みたいな。
しらんけど。
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でもそうやって整理すると僕は「自分の考えや価値観やスタイルを人に説明したい(知らせたい、表現したい)人」ということになる。
そのための、日々のたゆまぬ努力。笑
何度かここでも書いてるけど、タモリや所ジョージ的なものに憧れがあるんだろう。
そういう原液というか「エッセンス」のようなもの、もう少ししっかり純度を上げなきゃだなーとか思った。
つまり、麺を軸にするのか、スープを軸にするのか、それはどっちでもいいけど、どっちかには決めようぜ!みたいな話です。