手段と目的


 

よく、「手段が目的化している!」なんて言うじゃないですか。

 

 

 

たとえば、「集客するためにブログを書く」でいうと、

 

 

「集客する」が目的で

 

「ブログを書く」ことが目的を達成するための手段なんです。

 

 

 

 

それを、「よし、今日もブログ書けたぞ!はよ帰って寝よ!!」ってなってくると、集客に繋がっているのかの検証もないまま日々は過ぎ去っていくわけですね。

 

 

で、上司から「おいおい、手段が目的化しちゃってるんだよ!」と詰められるんです。

 

 

 

 

 

もうひとつ、「好きなことで生きていく」みたいなフレーズも最近よく耳にします。

 

YouTube界隈ではその手の動画がたくさんありますよね。

 

 

 

 

でも僕は思うんだけど、これってともすると「目的を手段化しちゃう」んじゃないかって。

 

 

よくある、音楽が好きでミュージシャン始めたものの、だんだんと生活する為の音楽になってしまって楽しくなくなった、みたいな。

 

 

 

 

ただただ好きなこと、つまり「初めからそれが目的だったこと」を別の何かと接続してしまうことで手段化してしまう。

 

 

 

これ、気をつけておかないと危ういなぁと思ったんですよね。

 

 

 

 

趣味を仕事に!って思いがちだけど、趣味に留めておくからこそ楽しめる世界っていうのもある。

 

自分が大好きなことを、何にも応用しないし活用しないし転用もしない。

 

 

 

 

ただ、それその時間を楽しむ。

 

自分を楽しませるためだけに。

 

 

 

そっちのほうがよっぽど大事な気がする。