去年の初めに「不労のフロー」という記事を書きました。
「時間を稼ぐ」という名目で1日4時間しか働かず、そんな自分に何が起こるのかという人体実験です。
そこでも書きましたが、仕事の本質は「得る行為」ではなく「与える行為」なのであるということ。
「はたらき」、ですね。
「はたらき者」と誰かを称する時、年収や資産の多い人やたくさんの物を所有している人のことを指すことはないと思います。
「たくさんの人に”与えている”人」のことを、そう呼ぶんだと思うんです。
つまり、何を得たか?ではなく、何を与えたか?、です。
生み出しているその先、手に入れたものではなく、手を離れたものに注目する。
この1年はそんなことを思いながら暮らしてきましたが、今回のコロナウイルスによって僕の労働時間はさらに激減。
1日3時間という野生動物並みの稼働時間ですが、残り時間はそれなりに有意義に過ごしています。
毎日「何しようかな〜」とか思いながら計画立ててるんだけれど、「何しようかな」とか言ってるうちはまだ境地には立てていないわけですね。
「何もすることがないのである!」というところまで行かないと、全く新しい術は生み出せないのではないかと思うわけです。
とはいえ店を閉めちゃうとスタッフが困ってしまうので、店の営業はしつつも僕の「時間」をさらに拡大させようと思いついたのが、「ブログの更新停止」です。
この「一生懸命を笑え」と「PEACOCK64」のブログ、この両方の更新を止めると、僕の中ではけっこうな時間が生まれます。
脳の容量(メモリ)も開放される感じ。
そんなわけで、今月いっぱいくらいを目処に再実験してみたいと思っています。
実際は2週間程度なのでどれほどの効果が出るのかわかりませんが、自粛要請が解除されつつある今になって、完全に自分のキッカケでもって自粛してしまうという荒ぶりよう。
何もすることがなくなった僕は何をするのか?
そんなわけでみなさん、ごきげんよう!