こんなこと言うとまた怪しまれちゃうんだけど。笑
「天啓」って受けたことありますか?
世にいう、「神のお告げ」ってやつですね。
なかなかニュアンスが伝わりにくいんだけど、こないだそんな感じがあったんですよね。
僕はここ最近(というかまぁずいぶん前からそうだった)、よく相談に乗るんですよ。
具体的な事業や活動やプロジェクトの場合もあれば、個人的な話やモヤっとしたこと、将来のことや人間関係とか。
何か教えてほしい!というよりは、聞いてほしいっていう感じ。
もちろん、聞いてからそれなりにお話しするんだけどね。
こないだ、店が終わってから訪ねてきた人がいて、2時間くらいかな、お話ししたんですよ。
で、その人が帰ってからひとりで店にいる時にふと、
「あ、これは、”おつとめ”なのかも。」って素直に思えたんですよね。
やるぞー!!とか、これしかない!!!とか、そんな勢いづいたものではなくって。
ほんとに、そよ風をふわっと感じたくらいの。
実はこの感覚、2回目なんです。
はじめは、喫茶ピーコックを継ぐとき。
この時もそうで、自分が熱望したり勢いつけたわけでもなく、頼まれたわけでもなく。
欲のないというか我のないというか、完全にフラットな状態で、「うん、お店やろうかな。そのほうがいいよね、きっと。」くらいで決めたんです。
本当に、あの時(17年前)と同じ。
僕はこれからもこうやって人の話を聞いたり話をしたりするんだろうなって、まるで他人ごとのように素直に思えたんです。
これは事業でも仕事でもない、何と言うかって考えてたんだけど。
お役め、おつとめ。
みたいな言葉がしっくりくるんですよね。
為事(すごと)っていう、仕事の語源があるんだけど、それも原義は「私がする事」なんですね。
お金とか売上とか収入とか儲けとか、そういうのじゃなくって。
自分が生まれてきて、この世の中で「為にすること」なんです。
まだはっきり、ではないんだけど。
もしかしたらそうなのかもしれない。
なんとなく、そんな予感がしています。