喫茶店をしていると、「好きを仕事にできていいですね」と言われることが多い。
まぁ、感覚としてはよくわかる。
ただ僕の場合は”生まれてみたら、たまたまそこが喫茶店だった”というだけで、好きが高じてとか、夢を叶えたみたいな話ではなくて。
よくある、実家を継いだ3代目。
とはいえ「仕事は好きですか?」と聞かれたら、「大好きです」と即座に答える。
もう、めちゃくちゃ好き。
特にここんとこ毎日がすごく楽しい。
もう少し丁寧に言うと、自分の好き嫌いをよく理解したうえで、「仕事の側を自分の好きに寄せていった」結果。
つまり、後天的に好きになった。(嫌なことを辞めていったとも言える)
だからきっと、喫茶店じゃなくても同じようなスタイルで仕事をしていると思う。
自分の美学や哲学で経済や社会をぶん殴るというパンクロック。
魂は売らないとも言えるし、魂を売ってるとも言える。
それを「喫茶店」という場所で表現してるというわけ。
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ここまででだいたい、400文字くらい。
いま作りかけている名刺(のようなもの)の裏面にびっしりと文字を埋め込むため、原稿用紙1枚分程度のショートエッセイ?を書いた。
家内制手工業でちまちま作ろうと思っているので、このショートエッセイを数パターン作って「おみくじ」的な物体に仕上げてやろうと思っている。
まぁ、趣味の工作ですよね。
これまではすぐネットプリントに出していたけど、やっぱりそれなりの単位にはなるので使いきる前に飽きてしまう。
どうしようか考えた結果、当たり前だけど、手作り万歳ってことで。
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タイトルは、マハトマ・ガンジーの言葉を文字ったもの。
正確にはこうだ。
あなたがすることのほとんどは無意味だが、それでもしなくてはならない。
それは世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである
コーヒーを淹れたり、豆を焼いたり、木を切ったり、角を削ったり、ペンキを塗ったり、文章を書いたり、紙を折ったり、本を綴じたり、麺を茹でたり、米を炊いたり、ページを捲ったり。
僕らは「感性のままに手を動かす」ことで、自分の世界を作っているのかもしれない。