最近読んだ本に、「身口意(しんくい)」っていう言葉が出てきたんですね。
・身=やっていること
・口=言っていること
・意=考えていること
この3つを一致させることで、いろいろなことが実現できるっていう話。
無意識にふわって過ごしていると、「考えてるけど行動していない」こととか「口では言うけど深く考えていない」っていうことが多々あるわけです。
その無意識を意識的にコントロールしましょうよっていう本だったんだけど。
こういうのって「価値観」にも通ずるところだけど、自分の身動きや振る舞いをよくよく確認する、振り返るっていうのが大事なんですよね。
バッティングフォームやダンスの振付を鏡で確認したりするのと同じ。
自分の動き(体や心や思考)って案外自覚できていないことが多くて。
そんなわけで、今月から「身口意日記」っていう、1日の終りに自分を振り返って、今日のハイライトというか象徴的な出来事やそれにまつわる思考や心理を思い返すっていうのをやってます。
これの面白いのが、「何もなかった日」こそ真価が問われるというか、無意識的にふわっと過ごせた日のほうが「そこに何を見出すか」ってことで収穫がある気がする。
よくよく観察し直さないと何も見つけられないんで、今日という1日をじっくり振り返る時間になってます。
静かな時間を過ごしたり、ゆっくりと動くことでしか見つけられないものってきっとあるし、そういうものが自分の芯を支えてたりもするんです。
毎日ということでなかなか大変なんだけど、しばらく続けてみます。