一生懸命を笑え


 

「真剣に、一生懸命に」というと、やっぱり「真面目に!」みたいな話になることが多いと思うんですよね。
笑っちゃいけない、茶化しちゃいけない、よそ見しちゃいけない、みたいな。

 

僕がこの、「一生懸命を笑え」という言葉を作った時にも同じようなことを言われたんです。

何ていうか、「一生懸命≠笑い」っていう言葉のミスマッチなのかな。

 

 

でもね。

 

僕の周りの一生懸命な人たちは本人がもう笑っちゃってるし、けっこう笑われちゃってる。

 

バットぶんぶん振り回して、思いっきりフルスイングで空振りして、「あかーーーーん!」って言いながら次の球を狙ってる。

ギャラリーもみんな、「やれやれー!!」って感じで茶化しながらも見捨てない。

 

「さー! この一生懸命をどうぞ笑ってくれたまえ!!!」って感じ。

 

だから周りも、安心して笑える。
みんなでいい空気作って、結果だそうよって、そんな空気が流れてる。

 

 

空振りを笑いに変えてくれる仲間が周りにいる。

逆に言うと、本人が笑っているから人が集まってくる。

 

 

 

笑わない一生懸命は孤独だし、笑えない一生懸命もやっぱり孤独。
失敗したときに、笑えないじゃないですか。

 

失敗と孤独がセットになったとき、人は小さくなってしまうんだと思う。

 

 

 

だから僕は、あえて言いたい。

 

自分の一生懸命を自分で笑って
成功も失敗も滑稽も素っ頓狂も
全部自分で笑い飛ばして

仲間に笑われて
手を肩を貸してもらって

みんなで笑い合おう

 

笑いあえる仲間と一緒に、最高の世界を作ろう。

 

 

だから

 

一生懸命を笑え!