ライド・オン


 

 

若い頃から「乗り物」が好きで、これまでにもあれこれ所有してきた。

 

高校3年の時に原付免許を取り、初めて買ったのがYAMAHAのVinoというスクーターだった。

バイト先の先輩に教わって改造したり、塗装に出してオールブラックにリペイントしたり。

 

その後も原付スクーターは乗り換えて、JOG(3KJといういう型番にこだわっていた)にも乗ったし、ジャイロキャノピーという3輪スクーターも乗っていた。

 

HONDAのモンキー、リトルカブ、オランダのTOMOS、そしてKAWASAKIの250TRにも乗った。

 

車はSUZUKIのエブリィ、TOYOTAのシエンタ、プロボックス、NISSANのラシーン。

 

 

一時期はスケボー(クルーザー)や大人用のキックボードも乗っていたし、自転車もBMXやロードスポーツなどいろいろと乗った。

 

小さい頃は遊園地のゴーカートも好きだったし、関西サイクルスポーツセンターは楽しすぎた。

 

希に、2トントラック、ハイエーススーパーロング、農業用トラクターも運転したけど、どれもワクワクした。

 

 

 

最近はそういうのも整理しているので、車は必要な時にカーシェアするし、日常的にはカブに乗る。

 

自転車もシェアサイクルで、大阪市内とかだとシェアキックボードも使う。

 

 

世田谷ベース的にたくさん所有してガレージでカスタムしまくるみたいな趣味はないけど、日々の暮らしは自分の好きなものやこだわりのものを共にしたい。

 

仕事でも仕入れに使うので、趣味と実用を兼ねてカブに乗ることが多いんだけど、これから先どうなっていくのだろう。

 

町でシニアカーを見るたび、もし自分があれに乗るようになったら、リペイントしてステッカー貼って差し色も入れてシートも張り替えたいなと考える。

 

 

こだわりが強すぎて私財を注ぎ込むわけでもなく、憧れを持って職業にするわけでもなく。

でも無頓着でもないし、機能を果たせば良いというものでもない。

 

 

これくらいの距離感だから長く楽しめるのかもしれない。