四十一


 

今日で41歳になった。

 

とはいえ特段何もなく、それよりも店に入ったのが24歳の今頃だったので丸16年の17年目か。

 

そっちのほうが感慨深い。

 

 

 

店よりも前に始めて今も続いていることって、ギター・ドラム・ブログ・バイクくらいだろうか。

 

何か大きなものを目指してやってきたわけじゃないけど、こんな状況でも毎日店に立てているのはありがたい。

 

 

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時代の流れは早くなっている。

 

 

オリンピックから万博があって、2025年くらいをぼんやり目処にしていたけれど、コロナで部分的に(半ばいびつに)加速してしまった。

 

この歪みが影響してくるのはまだもう少し先だろうけれど、突貫工事のような時代感はきっとどこかでツケが回ってくると思っている。

 

 

流れに乗るよりも、今を乗り切るよりも、本当のコロナショックは数年先なんだと思う。

 

 

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身の回りも明らかに変化している。

 

 

まるでそれは祭りがなくなった村のように、その機会を失っている。

 

言葉を交わすにも、その「口実」が必要なのだ。

 

 

新しい形の村祭り、そしてその口実を模索している。

 

 

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今、ここに立って、時代の風を受ける。

 

これが追い風なのか向かい風なのか、それはまだわからない。

 

 

ただひとつ言えるのは、進むべき方向を決めなくてはいけないということ。

 

 

 

 

決めきらなくてもいい。

ゆっくりと、そおっと、おそるおそるでも1歩を踏み出すこと。

 

 

 

 

帆を張って初めて、船は動き出すのだ。