元スターバックスコーヒージャパンCEO、岩田松雄さんの本「ブランド」を読んだ。
はじめはセルフブランディングの本かなぁと思ってたんだけど、そんな小手先の話ではなくって、「生き方」の本だった。
働くために生きているのか?
生きるために働いているのか?
そんな問いかけが何度も出てきた。
そしてもうひとつ、「懸命に」という言葉もたくさん出てきた。
働くことは目的じゃない。
あくまでそれは手段であって、目的は他にある。
自分が頑張れる理由、踏ん張れる理由、突き動かすその原動力。
懸命に生きようとしている人を応援したい。
まっすぐに進むその道を並んで歩きたい。
そんな僕らが笑いあえる世界を作りたい。
そのためにはお金も必要だし、時間も必要だ。
仲間も必要だし、知恵や経験も必要。
技術や道具もなくちゃならない。
そのために、僕は働く。
ちょっと疲れちゃって誰にも会いたくないとき。
うまくいかなくって落ち込んだとき。
自分だけじゃないかって苛立つとき。
大勢の中で寂しさを感じるとき。
いつもと同じ顔で、わかったような顔して。
穏やかにコーヒーを淹れて、笑いあいたい。