俺は俺の死を死にたい


 

「俺は俺の死を死にたい」

 

 

僕の大好きなブルーハーツの歌にあるんだけど、当時はこれを聴いても言葉の意味がさっぱりわからなかったんですよね。

たぶん、中学生くらいだったかな。

 

 

 

で、ここ最近のコロナウイルス騒動の中で思うんです。

 

 

 

僕にとっては、美学と哲学が大事なんだなって。

 

 

 

 

 

かっこよく生きて、かっこよく死にたい。

 

過去の自分に笑われるようなことはしたくない。

 

朗らかに、優しくいたい。

 

美しく生きていたい。

 

 

 

 

 

こんなこと言うとまた夢見がちだとか現実を見ろとか、その状況に置かれなわからへんやんけみたいなこと言われるんだけれど。

 

 

 

歌詞の中に「豚の安心を買うより、狼の不安を背負う」っていうのがあるんですね。

 

 

 

 

安心は買うものじゃないし、与えられるものでもなくて。

 

自分自身の中から、ぐっと沸き起こるものだと思う。

 

 

 

 

「襤褸を着てても心は錦」みたいなさ。

 

 

 

 

 

ニュース見てると、「あぁ、貧しいなぁ」と思うんです。

 

 

怒りとか憎しみとかじゃなくて、残念な気持ちや悲しみ。

 

 

 

 

とにかく今、みっともない真似はしたくない。

 

 

美しく生きていたい。

 

 

 

 

そして、俺は俺の死を死にたい。