おつかれさま


 

「疲労を伴う充実感」ってあるじゃないですか。

 

仕事とかで「いやー、今日は疲れたなー!がんばったわ俺。」みたいな。

 

 

 

でもそこでちょっと気をつけたいのが、「疲労を充実の指標にしないこと」だと思ったんですよね。

 

「疲れたから、がんばった」とか「くたくたになるまで働いた」ってなんだか良さげに聞こえるけど、そこに入っちゃうと「疲れてない=がんばってない」になりそうで。

特にそれを他人に求めだすと危険です。

 

 

「お前、楽して儲けとるやんけ」ってやつね。

 

 

 

 

じゃあ何を指標にしたらいいかなって考えたのが、「達成」です。

 

何を遂げたか、何を終えたか、ですね。

 

 

それは「自分から」でも「周囲から」でもいいんだけど、小さくてもいいから「今日はこれやった。」っていうものを達成として感じて、それを充実に繋げることができたら良いんじゃないかと思って。

 

 

成し遂げるうえで「疲労」が伴うのは仕方ないし、できればそれは少ない方がいいんだけど。

 

 

 

「達成に伴って疲労もしたけど充実している」

 

達成が充実に繋がる。

 

そして、できるだけ疲労しないように工夫して、達成する。

 

 

 

成果や達成や充実は疲労(や苦労)の先にあるなんてどこで擦り込まれたのかわからないけど、できるだけHP減らさずに敵を倒したいと思うじゃないですか、ドラクエでも。

経験値だけ増えていってさ。

 

 

 

 

これは言葉のアヤだけど。

 

「お疲れさま」とか「ご苦労さま」っていうの、それが前提になっちゃうからね。

 

 

「今日もやりましたな!」とか「また1歩前進ですな!」とか「ようやく終わりが見えてきましたな!」みたいなの良くないですか?

 

 

まぁ、そういう気持ちを込めての「おつかれさま」なんだろうけどさ。